2025.11.22
大阪の“とめの祭” 神農祭
11月22日と23日は道修町の少彦名神社の例大祭「神農祭」です。
道修町は江戸時代から続く薬の町。元々中国の医薬の神「神農炎帝」をお祀りしていたところに、京都から日本医薬の祖神「少彦名命」 をお招きして共に祀られました。神社の名称は「少彦名神社」ですが、大阪では「神農さん」と呼ばれて親しまれています。
年に一度の神農祭には、近隣の製薬会社のキャラクターの着ぐるみもお詣りに現れ、普段は予約しないと入れない製薬会社の資料室も予約なしで入場できます。
この日は道修町を車両通行止めにして屋台が並び、高く掲げられた鳥居や五葉笹と呼ばれる笹竹の飾り物が彩り、大変にぎわいます。
「大阪の祭りはえべっさんに始まり神農さんで終わる」と言われ、この祭りが終わるといよいよ大阪も年の瀬を迎えます。
お詣りの人であふれる境内。
縁起物の
張り子の虎の付いた五葉笹を
購入すると、巫女さんが
お祓いをしてくれます。
にぎわう道修町通り。
お祭りの2日間は
車両は通行止めになり
屋台が並びます。
(記・写真:火曜班 内田)
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